だれもが通るけわしい青春
×月×日
古い日記を押し入れの中に見つけた。小学校と高校時代のものだ。高校時代のものには、きらきらと輝いた日もあれば、涙の日もある。喜びや、悩み、苦しみがたたきつけられるように書かれている。自己嫌悪に陥り、死にたいと書いたページもある。
だが、友や先生の励ましや、慰めの声もあり、日記帳はまた私の支えとなっていたようである。
回り道をしながらも、踏み迷わず歩いている足跡がそこにある。
最近死への旅立ちを、いとも簡単に実行する子供たちが増え、心が痛む。
生きることは辛く悲しいもの、それを誰もが乗り越えるのだ。
私の子供たちが成長した時、日記を見せてやりたい。道標になるとは思わないが、誰もが通るけわしい道だと感じてくれるだろう。
昭和54年 3月 5日 読売新聞 「私の日記から」 掲載
古い日記を押し入れの中に見つけた。小学校と高校時代のものだ。高校時代のものには、きらきらと輝いた日もあれば、涙の日もある。喜びや、悩み、苦しみがたたきつけられるように書かれている。自己嫌悪に陥り、死にたいと書いたページもある。
だが、友や先生の励ましや、慰めの声もあり、日記帳はまた私の支えとなっていたようである。
回り道をしながらも、踏み迷わず歩いている足跡がそこにある。
最近死への旅立ちを、いとも簡単に実行する子供たちが増え、心が痛む。
生きることは辛く悲しいもの、それを誰もが乗り越えるのだ。
私の子供たちが成長した時、日記を見せてやりたい。道標になるとは思わないが、誰もが通るけわしい道だと感じてくれるだろう。
昭和54年 3月 5日 読売新聞 「私の日記から」 掲載
by abeliam | 2007-10-06 13:35 | Trackback | Comments(0)

