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進路を公開し、励ます息子ら

 中学3年の息子の学校では、ホームルームの時間に「進路公開」と題した取り組みをしている。
 志望校、希望の職業などの作文を書き、各自が皆の前で発表する。それに対して級友全員がメッセージを贈るのである。考え考え作文を書く息子を見て、何もこの忙しい時にという思いが頭をよぎった。
 ところがである。数日後「お母さん、読んでもいいよ」と息子は口笛をふきながら、いつになく軽い足取りで部屋に上がった。分厚いメッセージ。読み進むうちにこみあげてくるものがあった。みんな苦しみながらも、相手を思いやって励ましている。自分の合格をさておいて「君の合格通知を待っている」など「終わりよければすべて良し」ではない。その過程こそが大切なのだと痛感した。  先生方、ありがとうございます。 
全員志望校に合格、大きくはばたいて巣立ってください。                                                    これは一母親からのメッセージ!
 
 
             1989年  2月 14日   朝日新聞  声   掲載

by abeliam | 2008-02-14 11:07 | Trackback | Comments(0)